職場での熱中症予防の徹底を(厚労省)
厚労省では、昨年の職場における熱中症の死亡者数が47人(一昨年8人)と急増したことや、東日本大震災による夏期電力需給対策に基づき、職場での節電が求められていることから、今年度は熱中症の予防対策を重点的に実施することとしています。
ご参考まで、昨年は業種別では「建設業」「製造業」「農業」などで死亡者が急増しており、災害件数の94%が7、8月に発生しています。
「職場の熱中症の予防策(一部)」(厚労省平成21年6月)
・職場の暑熱の状況を把握し、作業環境や作業、健康の管理を行う
・熱への順化期間(熱に慣れ、その環境に適応する期間)を計画的に設定する
・自覚症状の有無にかかわらず、水分・塩分を摂取する
・熱中症の発症に影響を与えるおそれのある、糖尿病などの疾患がある労働者への健康管理を行う
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001dwae.html
(厚労省ウェブサイト)