「中小企業定年引上げ等奨励金」一部改正と「高年齢者移動受入企業助成金」新設(厚労省)

 4月から「中小企業定年引上げ等奨励金」制度が一部改正されました。
 この制度は、65歳以上への定年引上げ、定年の定めの廃止または70歳以上までの継続雇用制度の導入を行う中小企業事業主に対して奨励金を支給するものです。
 今回は、支給額・支給要件を見直した(300人以下の企業について、20万円~120万円+20万円の加算額)ほか、制度を導入後すぐに支給申請が行えるようになりました。

 また「高年齢者移動受入企業助成金」が新設されました。 この制度では、「定年を控えた高年齢者で、その知識や経験を活かすことができる他の企業への雇用を希望する者を、職業紹介事業者の紹介により、失業を経ることなく雇い入れる事業主」に対して、雇入れ1人につき70万円(短時間労働者40万円)が支給されます。

 

http://www.jeed.or.jp/elderly/employer/subsidy/subsidy_kaisei_120401.html