製造業の海外進出意向「中国は製造拠点から販売拠点へ」(帝国データバンク)
帝国データバンクが発表した標題のアンケート結果(要旨)によれば、同社データベースで海外進出率が高い製造業7業種のうち今後海外進出を予定している企業245社の具体的な進出計画は下記のとおりでした(2~4の設問は複数回答制によるもの)。
1.進出予定時期…調査年から3年以内(2013年まで)が半数を占める。
2.進出予定国…「中国」が98社(40.0%)、「タイ」が90社(36.7%)と続く。
3.設置予定の施設…「製造拠点」(60.0%)が最多。タイとベトナムは全体比で高く、中国は全体比で低い。
4.進出理由…約7割が「海外市場の開拓」を選択。「取引先企業の海外移転」「円高」(いずれも約3割)と続く。
※円高による経営への影響については、「影響がある」と回答した企業が152社(同62.0%)にのぼった。
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/k111001.html